-無反動砲から始まった煉獄-

注意必ずお読み下さい。

画像が汚く見えることがありますが、これは単に絵が下手なだけでご使用になられているパソコン及び携帯電話の動作不良ではありません。ご安心ください。

チルノ4

組み立て途中での感想です。

このキットの良い点
・全体的に組み立てが容易・離型剤べったりでない
・小さな気泡が少ない
・湯口の処理が多少してある
・ディテールがおとなしなので自分なりのアレンジができる

逆に欠点は
・髪の毛がもっさりしている
・湯口以外に大きなレジンの塊が付着している
…くらいしか思い付きません。
おそらくこのキットの製造者の方は原型作製も含め、経験がある方はなのではないでしょうか?
湯口の処理や離型剤処理、バリの除去も製品段階で済ませており、とても作りやすいキットと言えます。ランクでいえばAランクです。
自身の目安として、
Sランク…素組みでOK
AAランク…気泡埋めとヒケ修正だけでOK
Aランク…一部手直しが必要な箇所がある
Bランク…一部自作が必須な箇所がある
Cランク…切断修正が必要
Dランク…大規模なパーツの作り替えが必要
といったところでしょうか。あくまで私としては、ですよ。
俺がガレキの原型・シリコン型製作をしたらCランク以下の製品でしょう。
シリコン型は2回程しか作ったことはないので。所持金が…

次は顔の工作をしたいと思います。顔の工作が終わるとほとんど作業が終わった気になるので。AFVの時も砲塔から作ってます。
モデルカステンから作ったら鬱になりますよね(笑)

チルノ3


さて、細かい所になりました。
全体的にのっぺりとした感じでディテール控え目のキットですので、手の加えがいがあるというものです。

手を加えたい点をいくつか…
1:顔はちょっとモールドが浅いので、口を中心にスジ彫りした方がいいでしょう。
2:髪のもっさり具合いは天下一品です(笑)
どうにかならないものだろうか…
3:服の目立つディテールはデザインナイフや彫刻刀等ではっきりさせてあげましょう。エプロンドレスや襟がそれにあたります。
4:リボン(大)は分厚く感じたので、裏からデザインナイフのカンナがけをした方がいいでしょう
。リボン(小)は気泡で欠けがいくつかあり、またバリも多いので、バリ取りや気泡埋め&修正が面倒であれば自作も1つの手だと思います。

チルノ2

ガレキのチルノ制作の続きです。
前回書いた所だけだと何か作りにくいガレキみたいな印象を持たれそうなのですが、別に作りにくくはありません。レジン特有の「バリの華」はそんなにありませんし、小さな気泡ありません。
そのかわりに大胆な気泡が数ヶ所ありますが。
バリ取りやヒケ処理はインジェクションでも必須(?)ですし
(東欧系メーカーは特に)。
昔ガレキと言えば、
買えない(価格的に)
     +
作れない(技術的に)
     ∥
買わない(総合的に)
キットといった印象でしたが、最近は多少値は張るものの、技術力的にはインジェクションキットが作れればちゃんと仕上げられるレベルになってきました。まぁ、当然のごとく例外も多々ありますが。
このキットもイタレリの昔のキットと同じぐらいですね。
個人的に1番制作しやすいのはタミヤ、次がトライスター、トイタレリ、トランペッター、CMK、RPM、イースタンエクスプレス、マケット…ですね。
ドラゴンのプレミアムエディションとかはまた別の難しさです。

飛行機モデルでは、タミヤ、プラッツ、スウィート、(キットによるが)ハセガワ、ファインモールド、イタレリ、トランペッター、エデュアルド…ですね。
AFVでいうドラゴンのプレミアムエディションに対応するのはエデュアルドでしょう。
ガレキメーカーを挙げるときりがないのでインジェクションだけにしときます(笑)

そうそう、最近は簡易インジェクションも作りやすくなりましたね。

チルノ1


私自身は全く関わりがないのですが、委託制作で東方のチルノ作ってます。

友人の兄上からの依頼ですので自分用の時みたいにチャチャッと作るわけにはいきませんね。

丁寧に丁寧に…



さて、今まで作ってて気付いた事、

1:気泡が大きいので、埋めるのはラッカーパテよりエポキシパテの方が適しています。埋めても埋めてもパテ自身がヒケて何回埋め直したことか…

2:ラッカーパテはグレータイプを使った方が無難でしょう。レジンの形成色はアイボリーですのでホワイトタイプでも大丈夫ですが、目立たないので。

3:一部変形、欠陥があったり、表面に大きなレジンの塊が付着しています。塊の除去にはエッチングソーが適しているでしょう。俺はデザインナイフでやりましたが、固くて刃が暴発して怪我しそうになったので。

4:先ほども書きましたが変形や欠陥があります。また、キットの接着用のガイドの通りには絶対に接着できません。大体の所で諦めて、後はエポキシパテで修正・一部自作の方が早いと思われます。故に真鍮線での固定は適しているとは言い難いです。

そもそも真鍮線を打つガイドとなる穴が埋まっていてどの角度で穴を開けたらいいのかわかりませんし、完全に埋まっている所もあります。

強度を上げる為の真鍮線は「組み立て終了後に外から穴を開けて真鍮線で固定してからパテ埋め」という手順でやった方が良さそうです。



分かりにくい説明ですんません。